文ッ字フリマ2025に参加しました


2025年3月29日開催の文ッ字フリマ(@町田市民文学館ことばらんど)に、出店者として参加させていただきました。

御礼

まず文ッ字フリマにお越しくださった皆さま、特に私のブースで立ち止まってくれたり頒布物を手に取ってくれたりした方々、本当にありがとうございました。私の頒布物を買ってくださる方が最初に現れる瞬間まで、私の作品に需要なんてあるのだろうかという思いをずっと抱えていました。しかし今では作字やグッズ制作に少し自信がつきました。

次に両隣の参加者の方々。初めてのイベント出店だったこともあり、あなたたちの存在が心強かったです。また陳列や振る舞いなどいろいろと見習わせていただきました。

そして文ッ字フリマ実行委員会さま。作字という創作ジャンルは普遍的でありながらもあまり広くない界隈だと思っていますが、そんなところにドンピシャで光を当ててくださっていることがとても嬉しいです。

文ッ字フリマにいろいろな形で関わってくださった他の方々も含め、皆さま本当にありがとうございました。

お客さんについて

遊びに来られる方々の多いこと多いこと。私はコミックマーケットやその他の即売会に一般参加したことが何度かありますが、文ッ字フリマの会場の人口密度は人気ジャンルの同人イベントに匹敵していたと思います。文字クリエイターの存在は作品の発表を通して可視化されやすいのに対して、文字をフィーチャーしたデザインを愛する方々がこれほどいるということは気づきにくいもので、そんな文字クリエイターの下支えとなるファンの存在をこの目で確かめられたのはイベントへの参加意義そのものでした。

あと、出店者側で座っているとよく分かるのですが、会場を何周もされる方が多いんですよね。気になるグッズをマークして、見逃しがないか確認して、予算と相談して買うものを吟味して……というプロセスを踏んでいらっしゃるのでしょう。そんな皆さんの姿が愛おしく思えました。

自身の振り返り

正直に言うと私のグッズを手に取ってくださった方は多くはなく、売上だけで言えば出店者の中でもかなり少ない方のはずです。それでも不思議なことに、悲しさやみじめさといった気持ちはありませんでした。頒布物を買ってくださった方々の「数」ではなく、その「存在」ひとりひとりにありがたさを感じたのです。なるほど、自分の制作物を対面で販売することの意味はここにあるのだろう、と今では合点がいく思いです。

ネガティブな感情は抱きませんでしたが、もちろん反省点は多々ありました。文ッ字フリマへの参加が決まってから仕事や学業(通信制の大学に在籍しています)がちょうど忙しくなり、作字への熱量が落ちてしまっていたという事情はありました。しかし、ブースの机の面積を埋められる程度には頒布物を用意したかったです。また、頒布物の制作以外の「準備」が必要なことに気づいたのは文ッ字フリマの開催日がかなり迫ったタイミングであり、パッケージングや陳列などがかなり簡素になってしまったので、また機会があれば納得のいくブースを構築できるようリベンジしたいです。

リベンジといえばそう、またイベントに出店したいという感情を抱いたのが自分でも意外でした。先に述べたモチベーション低下もあり、今回の文ッ字フリマは私の創作活動における「記念参加」になるかもしれないと思っていたのですが、今は「次はこうしたい」の考えで頭がいっぱいです。また何かしらのイベントで皆さんに会える日を楽しみにしています。

「非売品」ステッカーが好評だった

先の「売上だけで言えば」という表現は、「非売品」というステッカーの無料配布が思いのほか好評だったということを原外に含んでいます。

「非売品」ステッカー

この「非売品」ステッカーは私が初めて業者に発注したグッズで、元々は身内に配布するためのものでした。それを文ッ字フリマでは値段を伏せて陳列し、興味を示してくれた方に「実は無料配布なんです」と明かしてお渡ししました。単なるグッズの配布にとどまらない体験の設計を試みたわけですが、お客さんの反応からは手応えを得ることができました。

また出店者共通の無料配布コーナーにも「非売品」ステッカーを数枚だけ置いたのですが、数分後には無くなっていてビックリしました。このステッカーが最も輝くのは無料配布コーナーだったのかもしれません。

まとめ

  • イベントに関わってくれた全ての方々に感謝
  • 売上に関係なく楽しかったよ
  • また何かしらのイベントでお会いしましょう